任天堂7974
2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月)
2026年8月6日発表
ひとことで言うと
売上は減ったのに
もうけは2.5倍!
売上 −9.5%営業利益 +150.5%1年の予想は変更なし
見る1
まずは「売上」と「もうけ」の矢印をチェック
売上高お客さんに売った金額
↓ 9.5%
5,178億円
前年 5,723億円
営業利益本業でかせいだもうけ
↑ 150.5%
1,425億円
前年 569億円
経常利益2,061億円+115.1%
純利益1,474億円+53.5%
営業利益率27.5%前年 9.9%
ペラ子の見るポイント売上は減っとるのに、もうけの矢印はグーンと上向いとるやろ?売上100円あたりのもうけが約10円から約28円に増えたんやで。矢印が逆向きのときは、理由を見なあかんよ。
見る2
売上が減って、もうけが増えたのはなぜ?
売上 ↓
Switch 2 本体の出荷が減った
前年の4〜6月は Switch 2 の発売直後で、一気に売れた時期。今回は 582万台 → 382万台 に減りました。
もうけ ↑
もうけの大きいソフトが売れた
『トモダチコレクション わくわく生活』が 794万本 のヒット。本体よりソフトのほうが利益を出しやすい商品です。
もうけ ↑
アメリカの関税が戻ってきた
払っていた関税の還付で 約3億ドル のコストが減りました。円安も営業利益を約222億円押し上げています。
Switch 2 本体の出荷台数 (万台・3か月ごと)
25年
4〜6月7〜9月10〜12月26年
1〜3月今回
4〜6月
4〜6月7〜9月10〜12月26年
1〜3月今回
4〜6月
ペラ子の見るポイント3つのうち、関税が戻ってきたんは一回きりのおまけや。もうけが増えたんが「実力」か「たまたま」か、分けて見とくと次の決算も読みやすなるで。
見る3
1年の計画の何%まで来た?
売上高予想 2兆500億円25.3%
営業利益予想 3,700億円38.5%
純利益予想 3,100億円47.5%
Switch 2 本体予想 1,650万台23.2%
3か月たった時点の目安(25%)
ペラ子の見るポイント1年は4つに分かれとるから、最初の3か月で25%超えとったら順調や。もうけは目安よりだいぶ先いっとるけど、会社は5月に出した1年の予想をまだ変えてへんのよ。
注意!
ちょっと待ち!ここも見ときや
- 1年の予想は前の年より売上 −11.4%、純利益 −26.9%。メモリなど部品の値上がりや関税で、約1,000億円のコスト増を見込んでいます。
- 年間配当の予想は 162円(前の年は 219円)。
- 予想は 1ドル150円で作られています。今回の平均(1ドル159円台)より円高の前提なので、円安が続けば上ぶれする可能性があります。
用語?
むずかしい言葉をかんたんに
営業利益本業でかせいだもうけ。売上から原価・人件費・広告費などを引いた残り。
経常利益営業利益に、為替のもうけや投資の利益など本業以外の分を足したもの。
出荷台数任天堂がお店などに売った数。お客さんが実際に買った数とは少しずれます。
四半期1年を3か月ずつ4つに分けた区切り。今回は1つめ(4〜6月)。
ほか+